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マンガ大賞で名作を探す
2018年度のマンガ大賞の授賞式が3月22日に開催されていましたが
今年のトップ10入りの作品も納得のいくラインナップでした。
そもそもマンガ大賞というのはマンガ大賞実行委員会によって主催される漫画賞のことで
友達に勧めたくなる漫画を選ぶことをコンセプトにしてます。
「今、何が面白いのかな?」
「本屋さんで、何を選んでいいのか迷っちゃう」そんな時、この賞を思い出してください!
店頭で、サイト上で、タイトルや表紙を眺めている内に、
きっとあなたの読みたいマンガが見つかるはずです。
この賞の発起人はアニメ漫画が大好きで造詣も深い
ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記で2008年に第1回マンガ大賞が発表されて
今年で11回目の開催になります。
漫画大賞の選考員は完全に公表されていなくて例年一般人を含む70〜100人以上が参加。
マンガ大賞実行委員が直接関わり合いのある方に声をかけているそうです。
選考員が売りたい漫画を推してそこから利害を生まないように
漫画家、編集関係者、ブックデザイナー等は選考委員に参加させていないんです。
営利目的ではないので大賞の運営、選考作業、ホームページのデザインや管理などは
全てボランティアがノーギャラで参加してます。
要はマンガが大好きな人たちの、マンガが大好きな人たちによる、
マンガが大好きな人たちのための賞ってことですね。
とりあえずマンガ大賞読んどきゃ間違いないんやろ。
— ひろき (@hidarimashime) 2018年4月1日
仕事で関わることになって初めてマンガ大賞なんて意識したけど、今回大賞獲ったBEASTARSも何年か前に受賞した3月のライオンも抜群に面白いし、結構信頼に足る賞なんだなと分かった。もうちょっと漫画方面にもアンテナ立ててこ
— ふら埜 (@__furano) 2018年3月31日
・過去のマンガ大賞受賞作は除外
・選考年の前年の1月1日~12月31日に出版された単行本
・最大巻数が8巻までに限定された漫画作品
最大巻数が8巻までに限定しているのは
「8巻まで出ていれば人に勧めたいマンガの面白さは発揮されているだろう」
「8巻以上の長さの作品は面白さが世間に知れ渡っているだろう」
「これ以上長いと気軽に手に取るにはちょっと量がありすぎる」
ということでマンガ大賞の知名度は年々上がって注目度も増してるので
今回は2018年度のトップテン入りした作品を紹介していきます。
2018年度マンガ大賞トップ10入り作品
第10位 映画大好きポンポさん
創作の狂気と感動を描いた話題騒然のWeb漫画がいよいよ書籍化!!
ポンポさんは敏腕映画プロデューサー。
映画の都ニャリウッドで日夜映画製作に明け暮れていた。
ある日アシスタントの“映画の虫”ジーンはポンポさんから
突然「この脚本は君に撮ってもらうから」と監督に指名されて・・・!?
イラストコミュニケーションサービス「pixiv」にも作品を投稿しています。
→映画大好きポンポさんをpixivで読む
「映画大好きポンポさん」はすごいとしか言いようがない。全体的にライトなのに時々よぎる作り手の重々しいこだわりみたいなのが刺さる。マイスター観たい!
— ギズ (@looksick) 2018年4月1日
第9位 映像研には手を出すな!
アニメ制作×女子高生、青春冒険譚!
アニメは「設定が命」の浅草みどり、
カリスマ読者モでアニメーター志望の水崎ツバメ、
金儲けが大好きな美脚の金森さやか。
ダンジョンへ、戦場へ、宇宙へ–想像の翼を広げて、
電撃3人娘が「最強の世界(映像)」を創り出す!
映像研には手を出すな!
絵柄も好きな感じだったけどメイン三人のキャラの個性がすごいし内容もクリエイターにはたまらん話で面白かった…これ創作とか物創るの好きな人が読むと「わかる」ってなるやつ、私はその境地まで辿り着けなかった人だけど『拘り』っていう面ではすごいわかりみが深い…— ゴリラ (@318nam) 2018年4月1日
第8位 メイドインアビス
限界深度2万メートル以上!?
人類最後の未踏の深淵には何があるのか…?
隅々まで探索されつくした世界に唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し
今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは
次第に『探窟家』呼ばれるようになっていった。
アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは
いつか母のような偉大な探窟家になりアビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
そんなある日、リコはアビスを探窟中に少年の姿をしたロボットを拾い…?
アニメ化もされている作品なので
気になる人は要チェックです。
メイドインアビスね、いや話も良いんですけど漫画の表現力が強すぎたんですよ。
恐怖、絶望、悲壮、決意、感謝、喜び、温もり……そういうキャラの心情や場の雰囲気とかを線や塗りでしっかり描き分けてて、感情移入がしやすく、無限に感動した。あと単純に背景の書き込みがやばい。すごい。神。— らいち (@Lyche_e) 2018年3月21日
第7位 とんがり帽子のアトリエ
小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれを抱いていた。
だが生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになれないし
魔法をかける瞬間を見てはならない……
そのため魔法使いになる夢は諦めていた。
だがある日、村を訪れた魔法使いキーフリーが魔法を使うところを見てしまい……
これは少女に訪れた、絶望と希望の物語。
第6位 ランウェイで笑って
身長は158cmから伸びなかった…
藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。
モデルとして致命的な低身長ゆえに周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。
そんなとき千雪はクラスの貧乏男子、都村育人の諦めきれない夢
「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい…!?
「叶わない」宣告をされても、それでも一途に夢を追って走る2人の物語。
ランウェイで笑って1巻読了。
つり乙の影響で服飾に興味があったので、読んでみました。
最近読んだ漫画の中ではダントツの面白さです!
少年漫画の王道展開と抜群の画力。
4巻まで出てるみたいなので、一気読みしたいと思います。
素晴らしいデザインの服をモデルが着こなす姿は鳥肌ものですよね♪ pic.twitter.com/dWtG2czqqB— へんめる@雑食ゲーマー (@tachimachiduki1) 2018年3月21日
第5位 不滅のあなたへ
何者かによって”球”がこの地上に投げ入れられた。
情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられる
その球体は死さえも超越する。
ある日、少年と出会い、そして別れる。
光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ…
刺激に満ちたこの世界を彷徨う永遠の旅が始まった。
現実だけが自分が誰なのかを教えてくれる。だから僕は、旅に出る。
これは自分を獲得していく物語。
不滅のあなたへ5巻まで読んだ
変身能力を持った不死の主人公の漫画
かかわりをもった生物の死を目撃したり感知したりすると対象者に変身可能になる
変身できるのは犬や女の子と様々でたまに変身対象を敵に奪われたり取り返したりしつつ進む 不死だからこそ生き死にについて深く考えさせられる物語 pic.twitter.com/g6IQgPfIBS— グローバル・ホーク (@lawson621) 2018年3月31日
第4位 ダンジョン飯
待ってろドラゴン、ステーキにしてやる!
ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、
金と食料を失ってしまった冒険者ライオス一行。
再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう…
そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう! 」
スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン。
襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、
ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!!
推し漫画・ダンジョン飯
古典的RPGの世界のダンジョン内でレッドドラゴンに食べられた妹ファリンを消化前までに助けようとライオスたちが入り口からモンスターを調理しながら冒険していく物語。読者の役に立たないのに丁寧にモンスターの調理法が描かれていて面白い。 pic.twitter.com/1pdZWJkOo9— taku (@takuchan28) 2018年4月1日
第3位 凪のお暇
空気を読むことに必死になりすぎて
過呼吸でぶっ倒れた大島凪28歳。
同僚女子のマウンティング、彼氏のモラハラ、
ちょっと無理した都心暮らし…
会社もやめて引っ越して
東京の片隅でリセット生活、はじめます。
凪のお暇は面白いけど、慎二は本心は凪にデレデレだろうがなんだろうがクズだよあれは。家庭環境とか同情できる面もあるけど、クズはクズ。
でも別に慎二をいい人に描いてるわけじゃなくて、話の中心になる人物が(ゴンさんは本人を除いて)みんな闇抱えててドロドロしてるってマンガだと思うよ。— ネイサン (@i_kohakuchan) 2018年3月22日
第2位 我らコンタクティ
冴えない会社員をしているカナエは小学校時代の同級生、中平かずきと再会する。
彼はナゼか一人でロケット開発をしていた。
かずきの驚くべき目的を知りカナエは思わず脱力…
けれど二人は一緒にロケット開発をすることに。
カナエとかずきが小学校の時に見たUFOも絡み思いもよらぬ方向へ物語は進む!
色んな人が褒めていた漫画、森田るい「我らコンタクティ」をようやく手に入れました。
この感想が正しいのかはわかりませんが、ストーリー、テンポ感、登場人物のキャラ設定、全てがちょうど良い!こういうちょうど良さを求めていたんだ!という気持ちで一気に読了。良い漫画でした。 pic.twitter.com/RU7X6xkQYz— ポニーのヒサミツ (@hisamitsu_house) 2018年4月1日
第1位 BEASTARS
ズートピアよりも世界観がシビアでリアル!?
肉食獣と草食獣が共存する世界。
そこには希望も恋も不安もいっぱいあった。
チェリートン学園の演劇部員レゴシは、狼なのにとっても繊細。
そんな彼が多くの動物たちと青春していく動物群像劇が始まる!!
BEASTARS
面白い。前評無しに読んでみたけど、まず絵が独特。進撃の巨人を初めて見た時のような、普通の人とは全く別の箇所から描いてる感がある。次にストーリー、恋愛、青春、そこに動物特有の本能、葛藤がただの葛藤ではない。さらに、外の世界も絡み、冒頭の事件も絡んでくる— 歌うしょぼんクラスタ【教祖】 (@diechild) 2018年3月31日