※この記事は約 4 分で読めます。
香水の正しい知識を学んで香りを演出する
はじめて香水を利用する時にやりがちなことといえば
「体に香水を振りかけすぎて匂いがきつくなる」だと思います。
実際に私もこれでまんまと香水デビューを失敗しました。
香水はさりげなく香れば自分を魅力的に見せてくれる最高のアイテムですが
匂いがきつすぎると途端に相手の不快感を買ってしまいます。加減が難しいですよね。
これが原因で香水に対して苦手意識を持ってる人もけっこういると思います。
「こんな感じでいいかな?」「たしかこうすればいいって聞いたことがある…」って
なんとなくの勘や間違った知識で香水を振りかけるのが一番だめです。
なので正しい香水のつけ方をしっかり学んで
香水をうまく使いこなせるようになりましょう!
まずは香水の種類を知って自分に合うものを選ぶ
エタノール濃度が高いと少ない量でも濃厚な香りが長時間長続きします。
その分起床で値段も高めです。個人的にはオードパルファムが使いやすくておすすめ。
パルファム(Parfum)
エタノール濃度15~20%
持続時間5時間~半日
最高ランクの香りです。
まろやかで深みのある香りを、ゆっくりと長時間楽しむことができます。
肌には点でつけるため、周りに強く香りません。
つけた方に近づけば近づくほど、良い香り立ちがします。
オードパルファム(Eau de parfum)
エタノール濃度10~15%
持続時間5時間前後
パルファムに近い深みがありながら、気軽に楽しむことができます。
肌には面でつけるため、パルファムに比べて量もたっぷり入っています。
朝つけたら夕方に違う香りを楽しむことが可能です。
オードトワレ(Eau de toilette)
エタノール濃度5~10%
持続時間3時間前後
1番一般的でカジュアルに楽しむことができる香りです。
朝、昼、夕と1日3回位香りの付け足しが必要です。
オーデコロン(Eau de cologne)
エタノール濃度3~5%
持続時間2時間前後
リフレッシュ効果が高く、全身にたっぷりと使用できます。
継続時間が短いので相手に香りをアピールするよりも自分で香りを楽しむイメージです。
香水の効果的なつけ方と場所を知ろう
香水のつけ方
清潔な肌に10~20cmほど離してスプレーします。
その時に肌を擦り合わせず、トントントンと肌同士を軽くたたくようにして
馴染ませるとキレイに香り立ちます。
同じ香りをいつもつけていると、鼻が香りに慣れ、
香りがしないと思いがちになります。だからといって一箇所に多くつけると
周りに迷惑になるので1ヵ所1プッシュを心がけましょう。
その日の天気や体温、その時の体調が違うだけで香り立ちは変化するので
直接肌につけて、毎日の微妙な違いを楽しむのもオススメです。
さらに乳液やボディミルクなどで保湿してから
香りをつけると、香りの持続に更に効果的です。
香水をつける場所
■脈の打つ箇所につける
脈が打っている箇所は体温が高いため、香りを広げてくれます。
体の内側の方が体温は保たれているため、ヒジ・もも・ヒザ・足首の内側など、
内側につけるとキレイに香ります。
■下半身を中心につける
香りは下から上に立ち昇ります。さり気なく優しく香らせたいのならウエストより下に。
自分を印象づけたいのならウエストより上に。鼻に近い場所は注意が必要です。
香水の注意点
直射日光と汗はNG
紫外線にあたるとシミになってしまう場合もありますので服で隠れる箇所に。
脇の下のように汗をかきやすい箇所も汗と混じってキレイに香りません。
肌が弱い人には…
肌が弱い人は無理に直接肌につけず、
ハンカチや洋服の裏地の部分などにつけるのがオススメです。
直接つけてはいけない素材
シルクやカシミア、白や色の薄い洋服、毛皮や革製品、真珠やシルバーなどには、
直接ふきかからないように。シミなどの変色や艶が無くなる原因となります。
香水の保存方法
香水は光と熱に弱いため、直射日光を避け、風通しが良く、高温にならない場所で
保管してください。保存がしっかりしてると3年くらいは問題なく使えますが
開封後は1年くらいで使い切るのをおすすめします。
「飽きて使わなくなった香水がある」「香りにすぐ飽きる」というは
季節の変わり目の時にもう一度その香水を使ってみてください。
季節が変わると温度や湿度、洋服、自身の気持ちのモチベーションも
変わってくるので、もう一度香ってみると感じ方がガラッと変わることが多く、
また新鮮な気持ちで香りを楽しめることが多いです。