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女性ホルモンで効率よくダイエット
人間の体は多くのホルモンの働きに影響を受けています。
特に女性は、女性ホルモンのエストロゲンと
プロゲステロンを意識することが大切です。
どちらも女性の身体機能を保つホルモンですが、実は脂肪を燃焼させることにも
大きく関わっています。生理周期にも大きく関わってくるこの2つの女性ホルモンの
分泌量の変化を利用すると、効率のいいダイエットができます。
生理周期は人によって微妙に違いますが、一般的な28日周期で考えていきましょう。
②生理終了後から排卵日(8~14日)
③排卵後から生理前の15~28日
生理周期を大きく3つのサイクルに分けた時、一番痩せやすい時期なのが②です。
つまり生理が終わってから1週間の間に、ダイエットを意識すると効率よく痩せられます。
無理せず痩せる
ということでさっそくやってみよう!と意気込む前に注意することがあります。
それはすぐに結果を求めないこと。
生理周期②がきていきなり極端に食事制限をしたり激しい運動をすると
心身共にストレスになってしまいますし、そうなると女性ホルモンの分泌が
不安定になって逆に痩せにくい体になってしまうこともあります。
なので最初の目標は「3カ月で最大5キログラムの減量」
すこしハードルが低いと思うかもしれませんが、これは体に過剰なストレスをかけずに
いらない脂肪を減らして健康的に痩せることができるすごく堅実な目標設定です。
例えばいきなり「1か月で5キログラムの減量」など、
目標を高く持ちすぎると体が悲鳴を上げてしまうので要注意。
ということで生理周期と女性ホルモンとうまく付き合いながら
健康的に痩せる過程をもっと具体的に説明していきたいと思います。
生理周期③ 排卵後から生理前(15~28日)
いきなり生理周期③からの紹介で変だなと思ったかもしれませんが
女性ホルモンでダイエットする場合はこの排卵後から生理前の時期からスタートさせます。
PMS(月経前症候群)が始まるタイミングはこの時期で、
頭痛、腰痛、眠気、イライラ、便秘、むくみ、胸が張るなどの症状が出ます。
女性ホルモンのプロゲステロンの分泌が増えるので代謝が落ちて
悪いものをため込みやすくなります。
この時期は食欲も増えてとにかく甘いものが食べたくなったり
塩辛いものが食べたくなったりなどなどダイエットするのに苦戦する時期。
できるだけ炭水化物と塩分は控えて食物繊維をとりましょう。
どうしても甘いものが食べたい時はカカオ含有率の高いチョコレートを
ひとかじり食べるのがおすすめ。我慢はよくないですしカカオに含まれる成分は
ダイエット効果をアップさせてくれます。
生理周期① 生理期間中(1~7日)
生理中もPMSの症状がでてつらい時(いわゆる生理痛のことです)は
無理をしないで激しい運動は避けてストレッチを重点的にやるのがおすすめです。
むくみを解消するだけでも全然効果が違ってきます。
生理痛が治まってきたらストレッチと軽いトレーニングで
徐々に体を動かしていきましょう。とはいえ無理は禁物です。
生理周期② 生理終了後から排卵日(8~14日)
先ほども伝えたようにこの生理周期②が一番痩せやすいです。
運動をしてどんどん脂肪を燃焼していきましょう。
ずっと継続的に運動をするとなるときついなと感じますが
1か月の中でも「生理周期②の1週間」しっかり頑張ればいいんです。
どんな運動がいいのか?
運動といってもストレッチと筋トレを重点的にやるだけで十分に効果が出ます。
まず最初に鍛えたい筋肉のストレッチを20秒間やってから
すこし息が上がる程度の筋トレを1分~1分半ほどやります。
これを他の体の部位でも続けて行って1日合計で10分~15分くらいやるのが効果的です。
腹筋、背筋、太もも、お尻の4つのストレッチと筋トレが個人的におすすめ。
先にストレッチをしてから筋トレをするのは鍛えたい体の筋肉をのばして
脂肪の燃焼率をアップさせるためで体も引き締まりやすくなります。
そして運動の前にはエネルギー切れを防ぐために少し多めに炭水化物を摂りましょう。
運動の後は炭水化物+たんぱく質を摂るようにすると鮮肉が成長しやすくなります。
女性には女性特有のバイオリズムがあって上手く把握できているかどうかで
体調の安定にもかかわってきます。体の変化に寄り添いながら痩せやすい体を作って
無理なくダイエットしてきましょう!